顔がむくむ理由②
こんにちは、フットプラーナの友羽子です。
顔がむくむ理由を数回に分けて書いています。
前回の記事はこちら
「朝起きたら顔がむくんでいる」
「夕方になると脚がむくむ」
「お酒を飲みすぎると次の日に全身がむくんでいる」
このむくみに繋がる体液はいったいどこにあるのでしょうか?
体液は細胞と細胞の間にあります。
これを『細胞間液』といいます。
へ、ヘタな絵ですみません…
(細胞の中にも細胞内液という水分がありますが、今回は体液から外します)
あなたの細胞は細胞間液という中にプカプカと浮いている状態だと思ってください。
細胞間液は体重に対して15パーセントで、体重60キロの人だと9リットルになります。
さて、この細胞間液とは毛細血管から出された水分で細胞に酸素と栄養を与えていて、生命が海から誕生した名残で太古の海と同じ成分だといわれています。
(身体の水分を維持するのに塩分が必要なのは納得ですね)
酸素と栄養を与え終わった細胞間液は細胞から二酸化炭素と老廃物を受け取り、また毛細血管に戻りますが、そのうちの10パーセントはリンパ毛細管にいきます。
その時にリンパ毛細管はバクテリアなどのウイルスも細胞間液と一緒に吸い上げ、リンパ毛細管に入った細胞間液はリンパ液と呼ばれるようになります。
次回はリンパ液について。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【まとめ】
・体液は細胞間液といって細胞と細胞の間にある
・細胞間液は細胞に栄養と酸素を与えている
・リンパ毛細管に入った細胞間液はリンパ液になる