顔のむくみ④ 鎖骨のリンパを流す
こんにちは。フットプラーナの友羽子(ゆうこ)です。
顔のむくみについて何回かに記事を分けて書いています。
前回までの記事はこちら
リンパの流れがわるくなると、流れなかった体液が身体に残ってしまい、顔がむくんでしまう。
では、どうすればリンパの流れをよくできるのでしょうか。
全身にあるリンパ管は静脈よりもとーっても細く、リンパ節で合流して老廃物やウィルスをろ過します。
リンパ節のある場所は主に
・鼠蹊部(脚の付け根)
・膝窩リンパ節(膝の裏)
・腸リンパ本幹(お腹の中)
・肘リンパ節(肘の内側)
・腋窩リンパ節(脇の下)
・鎖骨リンパ節
・耳下腺リンパ節(耳の下)
・顎下リンパ節(顎の下)
・頚部リンパ節(首)
・後頭リンパ節
と、たくさんあるけれど、顔のむくみでポイントになるのが、鎖骨にある『鎖骨リンパ節』です。
鎖骨リンパ節のある場所は、鎖骨の上のくぼみになっている部分にあります。
リンパ液はおへそから上の右半分は右リンパ本管へ。
おへそから上の左半分と腹部、右脚、左脚は胸管に流れ込みます。
鎖骨のリンパ節はとても重要なので、流れがスムーズになるようにしておく必要があります。
手順①
鎖骨の上のくぼみ部分の3箇所を右手で左の鎖骨、左手で右の鎖骨を片方ずつ、人差し指と中指の腹で軽く3秒くらい押します。
揉むように指を動かしたり、力を入れる必要はありません。指がこれ以上沈まないというところまでに置いて静かに3秒じっとしています。これを左右3箇所おこないます。
これを毎日数回行います。お風呂上がりでもいいですし、気がついた時にやるのもベストです。
自分が続けられるタイミングをみつけておこなってください。
次回も引き続き顔のむくみセルフケアについて書いていきます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました💓
(マメ知識・鎖骨の部分ははリンパ節だけではなく、肺の上の部分も出ているんですよ。なので、鎖骨の所に針とか刺さってしまったら、肺に穴が開いてしまいます。まぁ、針が刺さることなんて滅多にないでしょうが…)
【まとめ】
・顔のむくみでポイントになるのが、鎖骨にある『鎖骨リンパ節』。
・鎖骨のリンパ節はとても重要なので、流れがスムーズになるようにしておく必要がある。
・鎖骨の上のくぼみ部分の3箇所を右手で左の鎖骨、左手で右の鎖骨を片方ずつ、人差し指と中指の腹で軽く3秒くらい押す。