東洋式足つぼ 施術の基本「テコの原理」
東洋式足つぼ講師の坂田ゆうこです。
今まで東洋式の足つぼの講座を受講された生徒さんたちは、すでに他のスクールで足つぼの技術を取り入れたけれど、
いまいちやり方が納得いかないので習い直しのため受講されるセラピストの方がほとんどです。
なぜ、納得いかないのか?
受講生さんたちの手技を見ていると、反射区や指で押すやり方は教えてもらったけれど、身体の使い方を教えてもらっていないから納得できないんですね。
身体の使い方が出来ていないとただ指で足裏をゴシゴシと擦るように押すだけなので反射区の反応がわかりづらい。
『これで効果はあるんだろうか?』
多くの受講生がそう思って習い直しにくるわけなんです。
では身体の使い方とはどう使えばいいのでしょうか。
今日は
東洋式足つぼの施術の基本『テコの原理』をご紹介します。
テコの原理
てこには支点・力点・作用点があり、支点を中心に回転しうる天秤や輪軸がある時、力点は力を加える点、作用点は力が働く点であり、普通は作用点にはおもりなどの負荷がある。支点は動かないよう固定しているため、力点を動かすと作用点が動く仕組みである。
Wikipediaより
足裏を押す時に手で支点、力点、作用点を使って押すことで指だけで押すよりは無理な力をかけずに力強く押す事が出来ます。
このテコの原理を使うことにより、手に力がない女性でも少ない力でしっかりと押す事が出来ます。
やり方としては支え手の力点に力をかけ、身体を支点として、押す指が作用点で反射区を押す。
テコの原理を使用して押すためには、いくつかのコツがあります。
それは前回の記事で紹介した『脇を締める』『肩をまわす』です。
これが出来ていないと支点がぶれてしまう。
最初は慣れるまでに大変だと思うでしょうが、この方法を使うと今までのやり方が何て簡易的なやり方だったんだろうと思うでしょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。