花粉症対策にエキナセアは有能ハーブ
もうすぐ花粉症の方にはつらい季節になりますね。
ブログを読んでくださっているあなたは花粉症ですか?鼻はグズグズ、目はかゆいで嫌ですよね。
私はその年によって花粉症の症状がでたりでなかったりします。
症状がでたりする時の体調は疲れていて免疫力が下がっている時のような気がします。
なので私は免疫力をつけるためにハーブティーの『エキナセア』を飲んでいます。
エキナセアを飲むと花粉症の症状が軽くなり、アレルギーの薬を飲んだ後に鼻がガビガビになることがなくなるので私のお気に入りのハーブです。今日は有能なハーブエキナセアのご紹介をしますね。
エキナセアとは
エキナセアはキク科ムラサキバレンギク属の多年草でラテン名でエキナセア(Echinacea)またはエキナケアとも呼ばれています。北アメリカ原産のハーブで、先住民のネイティブ・アメリカンが薬草として使っていました。エキナセアは天然の抗生物質といわれ、風邪やインフルエンザなどのウイルスと戦うための免疫力を高めてくれます。もちろん花粉症への免疫力も。
その他にもむくみや喉の痛み、お肌の改善、便秘、メンタルヘルスなどにもいいそうです。
ドイツでは尿路感染症や風邪などの自然療法薬として、食用のエキナセアハーブが政府の認可を受けています。ヨーロッパではハーブはアジアでいうと漢方薬と同じ扱いなんですね。
カリフォルニアにあるハーブティーの会社トラディショナルメディシナルがおこなった実験では、風邪のひき始めにエキネシアを飲んだ時の方が偽薬を飲んだときに比べ、風邪の症状の期間が短くなったこと示す結果が出たそうです。
エキナセアの摂りかた
エキナセアはサプリメントやハーブティーやチンキなどで摂ることができます。エキナセアのハーブティーは乾燥したエキナセアにお湯を注いでお茶として飲むことができます。
他にカモミールジャーマン、エルダー、ヤロウフラワー、スペアミントなどお好きなハーブ数種類とブレンドしても美味しく飲めますよ。
ドライハーブを手に入れにくい場合は市販のティーパックでもいいと思います。とてもお手軽です。私は面倒くさがりなのでエキナセアのティーパックとカモミールやミントのティーパックをカップの中へ一緒に入れてブレンドしちゃいます。
小さいカップだと味が濃くなってしまうので、ティーポットにティーパックを入れて95℃〜98℃のお湯をカップ2杯分入れます。蓋をして3分ほど蒸らします。蒸らし終えたら、ティーパックを取り出してカップに注いで飲みます。
摂るといい時期と期間
風邪をひいた時には抗生物質の代わりにエキナセアのハーブティーとビタミンCを一緒に摂るといいです。(エキナセアサプリメントでもOK)
ビタミンCは1日最低でも1000mgを数回にわけて摂るのが理想です。花粉症の場合は花粉症の症状が出る3ヶ月ぐらい前から毎日飲むといいです。
血液が浄化されるのに3ヶ月はかかると言われています。体に溜まった不要なものをハーブで洗い流して免疫力をつけていきます。さらに健康を維持していきたい場合は習慣化してハーブティーをコーヒーやその他の飲み物の代わりに摂ることをおすすめします。
毎日飲む量
毎日500〜1000mlを1日数回に分けて飲むのがおすすめです。
飲む時間帯
特に決まった時間帯はありません。
例えば、朝起きてからとか食後、ティータイムの時にお茶やコーヒーの代わりにエキナシアのハーブティーを飲むといいですね。仕事やお出かけの時にはタンブラーに入れて持ち歩くといつでも飲めます。
エキナシアを摂ってはいけない人
小さいお子さん
まれにアレルギー性発疹を伴う場合がありますので、12歳以下のお子さんは注意した方がいいです。
妊婦の方
米国でエキナセアについては妊娠中の服用も問題ないとする研究報告が出ています。(Archives of Internal Medicine '00-11/13日号)。
妊婦への影響についてはないようですが、心配であれば専門のところでご相談することをおすすめします。
キク科のアレルギーのある方
ブタクサ、菊、マリーゴールド、ヒナギクの植物にアレルギーのある方はエキナセアでもアレルギー反応を起こしやすいそうです。
エキナセアの副作用
量を多く取りすぎると下痢などの副作用がありますのでご注意ください。
最後に
漢方薬も昔は根拠のない非科学的なものだといわれていた時期がありました。今はまた漢方薬が見直されたりとかしていますので、ハーブも信憑性がないとはいいきれません。少なくともコーヒーや清涼飲料水を常時飲むよりは私はいいと思います。
なにしろ、香りの良いハーブティーは飲むとホッとします。
ぜひ、適量を守ってエキナセアのハーブティーを飲んでみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
参考サイト
ウィキペディア https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ムラサキバレンギク
統合医療 「情報発信サイト」http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/15.html